2014年08月26日
子供と富士山登山を終えて
先週の月火と富士山へ登ってきました。
土日は、のんびり本白根~登って、草津温泉なんて子供達に提案したら却下。
まぁ、一番高いお山登ったので、少し充電期間置かないと駄目ですかねぇ。
登ってみて感じたこと・装備・そしてこれから登ろうと計画する方へ

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土日は、のんびり本白根~登って、草津温泉なんて子供達に提案したら却下。
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富士山は、多くの方が登っている山です。
困難な山では無いですが、日本一高い山です。
滅多に無いですが、落石の事例もある為。
安全優先で、落石の可能性がある箇所は、太陽が顔を出す時間帯での行動としました。
1)高山病対策
標高の高い駐車場(御殿場口駐車場標高1400m付近)で、前泊し6時間程度仮眠を取り、高度順応を心がけることとしました。
その為、初日の山小屋は山頂に近い赤岩八号館3290m、頂上に一番近い山室としています。
バス等で標高を稼げる、他の登山口を利用される方々は、高度順応を行うにも時間的な余裕が無いかと思われます。
その為、初日の山室の標高を下げ、高度順応を心がける方が良いかと思います。
酸素缶を利用しても、吸うときだけは良いかと思いますが、根本的に体が慣れない事には、危険です。
子供で有りがちなのが、睡眠時呼吸量が低下します。その為、山室宿泊後の朝、高山病の症状が出る場合があります。
朝早めに起床し、食事後のんびり山室で1~2時間後出発する方が、消化による負担を抑えられるかと思います。
(高地だと消化効率が低下します。起床後直ぐに食事、食事後直ぐに行動も必要酸素量が上昇し、体への負荷が上昇します。)
山室に着いたら、だるいからと直ぐに横になり、仮眠を取るのは良くないです。起きている状態で、体を高地に慣らしたほうが良いです。
飲み物は多めに持参し、こまめに摂取。(血の巡りを良くする事は、血液の循環効率=酸素の吸収効率に影響します。)暖かい飲み物が有ると、良いかと思います。(体を冷やすと必要酸素量が増加します。)
高山病の症状が出たら、体を慣らす必要が有り、できれば最低でも300m下るほうが望ましいです。
登り始めは、子供は特にハイペースとなりがちです。意識して、登り始めのペースを落とし、休憩も多目を心がけましょう。
呼吸法は、意識して空気を吐き出すように。(全て出し尽くせば、嫌でも空気を吸い込みます。)
2)行動食
ゼリーやグミ等がオススメ。カロリーメイトやソイジョイは、食べ難くうちの子は、食べませんでした。
3)山室以外での食事
できることなら、バーナーを持参し温かい食べ物を食べた方が、体への負担が減ります。 最低限、温かい飲み物があると良いです。
4)服装
流石に標高が高い山の為、長袖があると良いです。レインシェルは必須だと思います。天気が曇りとしても、標高が高く雲の中だと、体に水滴が付着し、体温を奪います。風が強い時にも有効です。 帽子は、紫外線予防に必須です。 あと夜や朝はかなり冷え込む為、できればダウンない場合は、嵩張りますがフリースが有ると安心です。 靴は、防水性が有る靴が望ましいです。無い場合、防水性のある靴下でも良いかと思います。
5)有るとよいもの
ゲイター(スパッツ)・ザックカバー・サングラス・手袋(軍手は水分を吸うため、できれば水分を吸わない素材。ホームセンターでの作業用手袋でも良いかと思います。) 体を拭くためのタオル(山室で泊まる為、できれば汗を拭きたいです。タオルをジプロックに入れ、少し水を入れタオルを湿らせ拭くと気持ちが良いです。)
装備で不要だったもの
ミニテーブル、トラベルシーツ
あ、地図は必ず携帯しましょう。登山中何名もの方から、富士宮ルートに行けますか?と尋ねられました。
あまりにも、山を甘く見ているなと感じました。
そもそも登山計画と事前にルートチェックはするでしょう?そんな人が多数存在しているのが、富士山なんだと。
この様な方々をサポートしなければならない人が気の毒です。
忘却録として、参考まで
困難な山では無いですが、日本一高い山です。
滅多に無いですが、落石の事例もある為。
安全優先で、落石の可能性がある箇所は、太陽が顔を出す時間帯での行動としました。
1)高山病対策
標高の高い駐車場(御殿場口駐車場標高1400m付近)で、前泊し6時間程度仮眠を取り、高度順応を心がけることとしました。
その為、初日の山小屋は山頂に近い赤岩八号館3290m、頂上に一番近い山室としています。
バス等で標高を稼げる、他の登山口を利用される方々は、高度順応を行うにも時間的な余裕が無いかと思われます。
その為、初日の山室の標高を下げ、高度順応を心がける方が良いかと思います。
酸素缶を利用しても、吸うときだけは良いかと思いますが、根本的に体が慣れない事には、危険です。
子供で有りがちなのが、睡眠時呼吸量が低下します。その為、山室宿泊後の朝、高山病の症状が出る場合があります。
朝早めに起床し、食事後のんびり山室で1~2時間後出発する方が、消化による負担を抑えられるかと思います。
(高地だと消化効率が低下します。起床後直ぐに食事、食事後直ぐに行動も必要酸素量が上昇し、体への負荷が上昇します。)
山室に着いたら、だるいからと直ぐに横になり、仮眠を取るのは良くないです。起きている状態で、体を高地に慣らしたほうが良いです。
飲み物は多めに持参し、こまめに摂取。(血の巡りを良くする事は、血液の循環効率=酸素の吸収効率に影響します。)暖かい飲み物が有ると、良いかと思います。(体を冷やすと必要酸素量が増加します。)
高山病の症状が出たら、体を慣らす必要が有り、できれば最低でも300m下るほうが望ましいです。
登り始めは、子供は特にハイペースとなりがちです。意識して、登り始めのペースを落とし、休憩も多目を心がけましょう。
呼吸法は、意識して空気を吐き出すように。(全て出し尽くせば、嫌でも空気を吸い込みます。)
2)行動食
ゼリーやグミ等がオススメ。カロリーメイトやソイジョイは、食べ難くうちの子は、食べませんでした。
3)山室以外での食事
できることなら、バーナーを持参し温かい食べ物を食べた方が、体への負担が減ります。 最低限、温かい飲み物があると良いです。
4)服装
流石に標高が高い山の為、長袖があると良いです。レインシェルは必須だと思います。天気が曇りとしても、標高が高く雲の中だと、体に水滴が付着し、体温を奪います。風が強い時にも有効です。 帽子は、紫外線予防に必須です。 あと夜や朝はかなり冷え込む為、できればダウンない場合は、嵩張りますがフリースが有ると安心です。 靴は、防水性が有る靴が望ましいです。無い場合、防水性のある靴下でも良いかと思います。
5)有るとよいもの
ゲイター(スパッツ)・ザックカバー・サングラス・手袋(軍手は水分を吸うため、できれば水分を吸わない素材。ホームセンターでの作業用手袋でも良いかと思います。) 体を拭くためのタオル(山室で泊まる為、できれば汗を拭きたいです。タオルをジプロックに入れ、少し水を入れタオルを湿らせ拭くと気持ちが良いです。)
装備で不要だったもの
ミニテーブル、トラベルシーツ
あ、地図は必ず携帯しましょう。登山中何名もの方から、富士宮ルートに行けますか?と尋ねられました。
あまりにも、山を甘く見ているなと感じました。
そもそも登山計画と事前にルートチェックはするでしょう?そんな人が多数存在しているのが、富士山なんだと。
この様な方々をサポートしなければならない人が気の毒です。
忘却録として、参考まで
Posted by tatudayo at 23:00│Comments(6)
│富士山
この記事へのコメント
おはようございます
高地順応のお話、参考になります
先日の富士山では思い当たる節があるある^^;
次回に活かしたいと思います!
富士山、良くも悪くも日本一なだけあって、色んな人が来ますよね
地図もですが、せめてハイヒールじゃなくスニーカーにしようよと思ったりもしました(笑
高地順応のお話、参考になります
先日の富士山では思い当たる節があるある^^;
次回に活かしたいと思います!
富士山、良くも悪くも日本一なだけあって、色んな人が来ますよね
地図もですが、せめてハイヒールじゃなくスニーカーにしようよと思ったりもしました(笑
Posted by MITSU
at 2014年08月27日 07:22

おはようございます!
自分もいつかは挑戦したいと思っているので
とても参考になります。
特に子連れだと高山病は怖いですもんね。
高地順応も計画的にやることが必要ですね。
↑MITSUさんのコメントにビックリ( ̄◇ ̄;)
ハイヒールで富士山登る人いるんですか?!
スニーカーで登る人がいるのは聞いたことありましたが…。
自分もいつかは挑戦したいと思っているので
とても参考になります。
特に子連れだと高山病は怖いですもんね。
高地順応も計画的にやることが必要ですね。
↑MITSUさんのコメントにビックリ( ̄◇ ̄;)
ハイヒールで富士山登る人いるんですか?!
スニーカーで登る人がいるのは聞いたことありましたが…。
Posted by Ame
at 2014年08月27日 08:57

こんばんは!
高山病対策は、やはりなかなか難しいのですね。
子供とお山に登るには、経験や知識や判断力が必要ですね(^^ゞ
いつかは、登ってみたい富士山ですが・・・(汗)
高山病対策は、やはりなかなか難しいのですね。
子供とお山に登るには、経験や知識や判断力が必要ですね(^^ゞ
いつかは、登ってみたい富士山ですが・・・(汗)
Posted by Hilow
at 2014年08月27日 21:06

MITSUさん
こんばんは
ほんと難しいですよね。
コレばっかりは、仕方ない部分有りますし。
ちょっとお役に立てればよいのですが。
ほんと富士山は、色々な人が来ますね。
ハイヒール・・・・下手すりゃ複雑骨折ですね。
無知が一番怖いです。
なぜ御殿場から登ったかというと、、、慣れない人が石を転がすんじゃないかと^^; そんな事も一つだったりです。
そうそう泊まった山室に、アルゼンチン人スペイン人ロシア人が利用してました。
流石富士山と言う感じで、頂上で再び会った時、少し会話しました。w
こんばんは
ほんと難しいですよね。
コレばっかりは、仕方ない部分有りますし。
ちょっとお役に立てればよいのですが。
ほんと富士山は、色々な人が来ますね。
ハイヒール・・・・下手すりゃ複雑骨折ですね。
無知が一番怖いです。
なぜ御殿場から登ったかというと、、、慣れない人が石を転がすんじゃないかと^^; そんな事も一つだったりです。
そうそう泊まった山室に、アルゼンチン人スペイン人ロシア人が利用してました。
流石富士山と言う感じで、頂上で再び会った時、少し会話しました。w
Posted by tatudayo
at 2014年08月27日 22:15

Ameさん
お役に立てれば幸いです。
自分は、比較的標高の高い所で暮らしているので、まだ他の方よりは有利なのですが、それでも一応備えました。^^;
子供の場合、難しいですよね。
無理されるのも怖いですし。
まぁ、何事も無ければ良いのですが、何かあったときに、最低限のことは備えたいですし。ハイヒール履いて、自分で全て解決できるならそれでよいのですけど、周りの身になって欲しい物です。
何時か、是非チャレンジしてみて下さい。
そして、他のお山へも是非^^。
お役に立てれば幸いです。
自分は、比較的標高の高い所で暮らしているので、まだ他の方よりは有利なのですが、それでも一応備えました。^^;
子供の場合、難しいですよね。
無理されるのも怖いですし。
まぁ、何事も無ければ良いのですが、何かあったときに、最低限のことは備えたいですし。ハイヒール履いて、自分で全て解決できるならそれでよいのですけど、周りの身になって欲しい物です。
何時か、是非チャレンジしてみて下さい。
そして、他のお山へも是非^^。
Posted by tatudayo
at 2014年08月27日 22:20

Hilowさん
ほんと高山病に関しては、日本の山であれば、それほど危なくなることは少ないのですが、それでも折角の山行なので、楽しめると良いですよねぇ。
子供と山登りは、結構気を使います。
富士山に関しては、高山病をメインに見ればほぼ問題ないので、まだ気が楽ですが、他の山だともっと疲れますね^^;
一人の時は、かなり速いスピードで行動するのですが、子供が一緒だと半分程に抑えます。^^;
富士山の前に是非、他のお山も良いですよ。
硫黄岳、蓼科山、雨飾山なんてオススメですよ~^^
ほんと高山病に関しては、日本の山であれば、それほど危なくなることは少ないのですが、それでも折角の山行なので、楽しめると良いですよねぇ。
子供と山登りは、結構気を使います。
富士山に関しては、高山病をメインに見ればほぼ問題ないので、まだ気が楽ですが、他の山だともっと疲れますね^^;
一人の時は、かなり速いスピードで行動するのですが、子供が一緒だと半分程に抑えます。^^;
富士山の前に是非、他のお山も良いですよ。
硫黄岳、蓼科山、雨飾山なんてオススメですよ~^^
Posted by tatudayo
at 2014年08月27日 22:30
